ニュースサマリー

【8月第1週資金調達】日本初!民間企業単独で宇宙に到達、インターステラテクノロジズが12.2億調達など

2019-08-05
STARTUPS JOURNAL編集部
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STARTUPS JOURNAL編集部

注目の資金調達企業

インターステラテクノロジズ

https://startup-db.com/ja/companies/12846/istellartech

調達額:12億2000万円調達先:三戸政和 / 内藤裕紀 / 北洋銀行 / 北海道ベンチャーキャピタル / 古川健介 / 山本博士 / 帯広信用金庫 / 田中修治 / 笠原健治

限られた一部の人しか目指すことができなかった宇宙事業を国内で事業として成立させることを目標に掲げている。具体的な事業としては、世界で最も小型で低コストな液体燃料ロケットを開発している。世界中で一つのメーカーしか作れない部品ではなく、普通のメーカーが作れる部品を使ってロケットを作ることで、よりリーズナブルなロケットを作れるようになっている。 2019年5月4日に「宇宙品質のシフト MOMO 3号機」の打ち上げに成功した。高度113.4kmまで飛行し、民間企業単独としては日本で初めて宇宙空間に到達した。

アペルザ

https://startup-db.com/ja/companies/4445/aperza

調達額:12億円調達先:Eight Roads Ventures Japan / GMO Venture Partners / SMBCベンチャーキャピタル / ジャフコ / 三菱UFJキャピタル / 日本政策金融公庫

同社は「ものづくりの産業構造をリデザインする」をミッションに掲げ、生産設備業界において新たな事業機会の創出に取り組んでいる。 具体的なサービスとしては、メーカーを通して製品情報を検索できる製造業向けカタログポータル「アペルザ カタログ」や日本初となる製造業特化型オンラインマーケットプレイス「アペルザ eコマース」などがある。現在では7600社の売り手企業が出展すると同時に、月間30万人の買い手ユーザーが利用している。

▼アペルザ石原誠CEOのSTARTUP DBインタビュー記事https://media.startup-db.com/interview/aperza

AI Samurai

https://startup-db.com/ja/companies/5736/aisamurai

調達額:4億7000万円調達先:SMBCベンチャーキャピタル / きらぼしキャピタル / エリートネットワーク / ベンチャーラボインベストメント / 三生キャピタル / 南都銀行 / 大阪大学ベンチャーキャピタル / 日本技術貿易 / 横浜キャピタル / 発明通信社

主な事業内容としてAIを活用した特許審査シミュレーションシステム「IP Samurai」の提供を行なっている。 同サービスは発明した内容をテキストに入力するだけで特許分類付与、先行技術調査、発明の内容理解・認定、特許登録可能性のランク付けを行い、ユーザーの特許調査の負担を大幅に削減することを実現する。弁理士や研究者のみならず個人でも簡単に特許関連業務が行なえるようなプラットフォーム化を目指している。 また同社は2019年3月に、製品の機能や事業性が評価され、一般社団法人電子情報技術産業協会 (JEITA)が主催する「JEITAベンチャー賞」に選出された。

GROUND

https://groundinc.co.jp/

調達額:17億1000万円調達先:IMM Investment / IMM Investment Group Japan /INCJ / JA三井リース /サファイア・キャピタル / ソニー

同社は物流領域において事業の展開を行っている。インターネットの普及により、モノをオンラインで買うことが普通になりつつあり、EC市場は拡大している。その反面、ECにおいて不可欠な物流業界では現在、人材不足が大きな課題となっている。 その課題に対してアプローチをしているのが同社のサービスだ。物流の在庫からパッキングという初期のフェーズにおける効率化を図っており、クラウドやAIを用いて簡単に在庫管理をし、ロボットを用いて在庫の管理を自動化することができる。

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