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【2月第2週資金調達サマリー】カスタマーエンゲージメントサービス運営の「Repro」、総額30億円を調達

2020-02-17
STARTUPS JOURNAL編集部
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STARTUPS JOURNAL編集部
2020/2/10-16資金調達サマリー

注目の資金調達情報

Repro

Repro

調達額:30億円(シリーズCで総額30億円の調達を完了)調達先:YJキャピタルDG Daiwa Ventures/DGベンチャーズ/KDDI/NTTドコモ・ベンチャーズ/SBIインベストメント/みずほ銀行/ジャフコ/三井住友銀行/三菱UFJ銀行/商工組合中央金庫(第三者割当増資のほか、融資も含む)

カスタマーエンゲージメントプラットフォーム「Repro」の運営を手掛けるスタートアップ。「Repro」は、AIによるコミュニケーションのシナリオ設計をベースに、アプリ内・Webサイト上・OMOにおいて、顧客のエンゲージメントを高める施策支援を行うサービスだ。アクセス者の属性データや行動情報を元に、最適なタイミングと内容を判断し、ポップアップ・レコメンド機能・オンライン広告・メール送信・プッシュ通知および、UI/UX最適化を提供する。2020年2月時点で、世界66か国7300以上のサービスが「Repro」を活用している。また、運用支援サービスやビジネスセミナーの提供も行っており、多岐にわたってapp/webの活用方法と最新のマーケティングノウハウを発信している。

ルクサナバイオテク

ルクサナバイオテック

調達額:6億5000万円(シリーズAで総額6.5億円の調達を完了)調達先:みずほキャピタル/住商ファーマインターナショナル/大阪大学ベンチャーキャピタル/日産化学/池田泉州キャピタル

安全性と有効性の高い新規核酸医薬品を開発するスタートアップ。核酸医薬とは、従来の低分子医薬品や抗体医薬品では標的にできなかった遺伝子から放出され、伝達物質(RNA)を創薬ターゲットとする手法であり、次世代の医薬品として高い期待が寄せられている。この人工核酸技術を活用し、核酸医薬の実用化促進に貢献することで、核酸医薬品市場の拡大に寄与することを目指している。

Mellow

Mellow

調達額:5億円調達先:SMBC信託銀行/トヨタファイナンシャルサービス

日本最大級のフードトラック・プラットフォームを手掛けるスタートアップ。2020年2月現在、790店舗のフードトラックと提携し、ビルのちょっとした空地を活用して、シェフこだわりの料理を190カ所で提供している。「TLUNCH」は、ビルの空きスペースとフードトラックをマッチングするプラットフォームで様々なメニュージャンルのフードトラックと提携している。曜日ごとに別々のフードトラックを配車することで、限られた選択肢のなかでランチライムを送るオフィスワーカーに、飽きずにランチを楽しめる仕組みを提供している。

NIPPON Passport

NIPPON Passport

調達額:2億円調達先:他、個人投資家および事業会社

成果報酬型の訪日外国人送客サービス「NP パス」を運営するスタートアップ。「NP パス」は旅マエ・旅ナカの訪日外国人を店舗へ誘客・送客するサービス。訪日インバウンド向けプロモーションやクーポンの発行を行う。送客に成功した店舗の送客手数料は、売上の10%の金額となっており、クーポンを利用した割引金額も送客手数料に含まれる。初期導入費用と月額の利用料は無料だ。日本政府が掲げる訪日外国人旅行者数を2030年に6000万人とする目標を実現するため、地方の魅力あるコンテンツを訪日外国人旅行者へ伝えていく。

エアロセンス

エアロセンス

調達額:1億5000万円調達先:住友商事(資本業務提携)

ドローン及びAI技術を取り入れた自動化システムの開発を行うスタートアップ。ドローンの開発から画像データ解析まで、土木・建設現場の測量サービスの提供を主に行う。建設分野で活用が進んでいるドローン測量においては、自律飛行ドローンによる計測からクラウドコンピューターによるデータ解析までのワンストップサービスを提供している。これにより、人力による測量よりも所要時間を3分の1から2分の1程度に短縮できる。また、点検・輸送・空撮分野でのソリューション開発なども手掛けている。

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