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【2022年】国内スタートアップ投資動向レポート

2023-01-27
高橋史弥 / STARTUP DBアナリスト・編集者
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高橋史弥 / STARTUP DBアナリスト・編集者

感染力の強い新型コロナウイルスの変異株が猛威を振るいつつも、日本を含めた世界の多くの国や地域が「ウィズコロナ」へ移行した2022年。需要の急速な拡大に供給が追いつかず、ロシアによるウクライナ侵攻はエネルギーや食糧の調達不足を引き起こした。結果として発生したインフレに対し、アメリカを中心とする世界の中央銀行は利上げを実行。世界経済の不確実性は今も高まり続けている。

国内のスタートアップ・エコシステムに目を向けると、グロース市場を中心とした株価の下落が資金調達環境に変化をもたらした。目安となる上場企業の株価が低下したことを受け、未上場のスタートアップもこれまでのような高い評価で資金調達をすることが難しくなった。売上高と評価額の関連を示すPSR(株価売上高倍率)マルチプルが「これまで20倍程度だったのが5倍になった」との指摘も聞かれる。資金調達のいわゆる「春の時代」はすっかり過去のものとなったようだ。

こうした環境下で、2022年の資金調達はどのような規模となったのか。

本レポートは、2022年1月から12月までの国内スタートアップへの投資動向について、調達額や件数、それに評価額やIPOなどの視点から詳細に紐解いていく。

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2022年の年間を通じての資金調達件数は3,717件で、合計金額は約1兆1,386億4,800万円だった。いずれも21年と比べて減少しているが、19年や20年と比べると高い水準を保った。

新株を発行して資金調達するエクイティファイナンスが特に大きく減少した。その一方で、融資などで運転資金を確保する手法がスタートアップにとって有力な選択肢になりつつあることを示唆するデータも得られた。

また、1億円以上の大型調達の割合が増え、資金調達の中央値も増加した。有望なスタートアップに人気が集中していることや、既存投資家からの追加出資であるフォローオン投資が積極的に行われていることを窺わせる。

▼目次

1章:合計資金調達金額と調達実施企業数の年次比較
2章:資金調達金額の平均値
3章:2022年年間 評価額ランキング
4章:2022年年間 資金調達金額ランキング
5章:2022年年間 投資家出資社数ランキング
6章:2022年年間 事業会社・CVC投資社数ランキング
7章:2022年年間 スタートアップEXIT情報
8章:大学発スタートアップ情報
9章:2022年年間国内スタートアップ動向まとめ『STARTUP DB ENTERPRISE』のご紹介

このような方におすすめ
・CVCなど、事業会社で投資担当をしている
・2022年に大型資金調達をした企業を知りたい
・国内の最新スタートアップ動向を知りたい
・ファンド、投資家、産学連携など成長産業における最新動向を網羅したい
・今、勢いのあるスタートアップを見つけたい
・IPOやM&A、事業提携などの傾向を知って、自社に活用したい


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