1. HOME
  2. MEDIA
  3. 2018年上半期アメリカ資金調達金額TOP5

2018年上半期アメリカ資金調達金額TOP5

2018年上半期アメリカ資金調達金額TOP5

日本の2018年上半期の資金調達では、最も調達したカカオジャパンが100億円であった。対して、アメリカではKaterraが約900億円という約9倍もの調達を実施。依然として、日本とアメリカのリスクマネーにおける差を感じる結果となった。

調達額上位企業の特徴として、純粋なITで完結するサービスが存在しないことがあげられる。いずれの企業もリアルなデバイスやサービスと連携したものとなっており、IT業界のトレンドが変わりつつあるのを感じる。

そしてソフトバンクがアメリカのスタートアップに影響を与えていることは確かだ。DoorDashの$535M、Katerraの$865Mというアメリカ国内でもトップクラスに大きいディールのリードインベスターをつとめている。今後、アメリカのスタートアップにとって、ソフトバンクからの巨額調達を行えるかどうかは、大きなポイントとなりうるだろう。

※データ参照
https://www.crunchbase.com/
https://www.alleywatch.com/

資金調達金額TOP5

5位 Bird $400,000,000

領域:電気自動車、ライドシェア
本社:ヴェニス ・カリフォルニア州
 
2017年に設立されたばかりのスタートアップ。独自に開発した電動スクーターのシェアリングサービスを展開。ユーザーは近くにあるスクーターをアプリから予約し、手数料を支払い次第すぐに利用可能で、利用を終えたら好きな場所にそのまま置いていくことができる。電動スクータースタートアップ「Lime」が競合とされている。

4位 Magic Leap $461,000,000

領域:AR、ウェアラブル
本社:プランテーション・フロリダ州
 
2010年に設立されたスタートアップで、これまでGoogleなどから累計23億ドル以上を調達し注目を集めている。デジタルな情報や3Dモデルをまるで現実にあるかのように見せるAR/MRデバイスを開発。情報をほとんど表に出さないことで知られており、謎に包まれたスタートアップだが、ついに開発者エディションが出荷され、大きく話題となった。

3位 DoorDash $535,000,000

領域:配送、地方、食
本社:サンフランシスコ・カリフォルニア
 
スタンフォード大学の学生によって2013年に設立されたスタートアップで、ソフトバンクからも巨額の投資を受けている。「地域のローカルビジネスを応援したい、お店の食事をより早く新鮮に遠くまで届けたい」という想いのもと、フードデリバリーサービス「DoorDash」を展開している。メニューは各地域の個人経営のレストランのものが中心で、現在はアメリカとカナダの一部の都市のみで展開中。

2位 Lyft $800,000,000

領域:C2C、ライドシェアリング
本社:サンフランシスコ・カリフォルニア州
 
2012年に設立。配車アプリサービス「Lyft」を開発・運営中で、Uberのライバルと呼ばれている。Uberのように積極的な海外進出はしておらず、アメリカを中心としてサービスを展開。2018年6月にはアメリカ国内最大バイクシェアリングサービスを展開している「Motivate」を買収したことでも、注目を集めた。

1位 Katerra $865,000,000

領域:建築、物流、製品設計、サプライチェーンマネジメント
本社:メンローパーク・カリフォルニア州
 
2015年にマイケル・マークス氏によって創業されたゼネラルコンストラクター(通称ゼネコン)。同社によると、アメリカの建設会社はテクノロジーの投資を1%しかしてこなかったとされており、生産性は20年間でほぼ向上していないと言われている。これに対して同社は、より良い家を短い期間に低価格で買えるようにするために、テクノロジーを活用したソリューションを開発。具体的には、建物をたてる際のデザイン、供給、建設の工程全てを自社で管理し、施工するサービスを考案。自社開発のプラットフォームで一元管理し、工程の多くを自動化することによって、無駄がなくなり、早く、安く提供出来るとしている。
 
 

シェアする