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9月第1週の資金調達サマリー

資金調達サマリー

注目トピックス

9月第1週の調達は、先々週のクラウディアンの104億円やTBMの20億円の資金調達と比較すると、大型の資金調達の動きはなかった。

その中で唯一10億円の調達を実施したのが、seven dreamers laboratories。同社のルーツは、「はやぶさ」などの人工衛星開発を行っていたスーパーレンジ工業にある。その基盤技術の譲渡を受けて、設立されたのが始まりで、ヘルスケアやロボティクスにおいて事業展開をする。

特にロボティクスにおいては、世界初のAIを駆使した全自動衣類折りたたみ機「ランドロイド」は注目を集めた。同社の技術力の高さとアイディアの革新性からか、多くの助成金にも採択されており、累計110億円以上もの資金調達に成功している。今回の調達資金を用いて、引き続き製品開発に注力すると考えられる。

また編集部の興味を引くのが、もう一社ある。ヘルスケアスタートアップのFiNCだ。7月に中部電力と8月に資生堂と、そして今回の9月には帝人フロンティアという大企業と積極的に資本業務提携を行っている。

どのような意図があるのかまでは分からないものの、今後の動きにも注目だ。

資金調達を実施した企業一覧

seven dreamers laboratories 10億
(大和ハウス工業)
技術力に強みをもっているスタートアップで、ゴルフシャフト、ナステント(鼻腔挿入デバイス)、全自動衣類折りたたみ機などを開発。累計資金調達額は110億円を超える。

ナレッジ・マーチャントワークス 2.7億
(GMO Venture Partners、エン・ジャパン、ブレインパッド、バリュークリエイト、DDホールディングス、藤野英⼈)
店舗サービス業の次世代幹部向けに事業・組織改革のための研修プログラムや店舗全体の生産性向上を支援するクラウドサービスやアプリを提供。
GVA TECH 1.8億
(DBJキャピタル、西武しんきんキャピタル)
LegalTech領域において、AIを用いた契約書レビューサービスや質問に答えるだけで簡単に契約書が作成されるサービスを展開。10種類以上の契約書に対応しており、無料の登録社数は1000社を突破している。
アロマジョイン 1.5億
(三井住友海上キャピタル、Samsung Venture Investment)
香りの空間的、時間的制約を世界で初めて可能にしたアロマシューターの開発、製造を行う。モバイルの小型化したデバイスの開発も行っており、すでにグローバルで特許を取得している。
SenSprout 1.45億
(Spiral Ventures Japan、GMO Venture Partners、ABBALab、三井住友海上キャピタル)
東大農学部を卒業した後にマッキンゼーにて活躍した経験をもつ、菊池氏によって設立されたAgriTechスタートアップ。今後人間が水に困ることなく生活出来るように、水資源の最適化を目標としたサービスを展開。具体的には土壌の状態を測ることが出来るデバイスを開発。今後は農業のスマート化を目指し、クラウドサービスも展開をする考え。
BeatFit 1.02億
(谷家衛、高野真、宗清晶、Asia Venture Group、Susquehanna International Group、日本政策金融公庫)
近年の健康需要の高まりに応じて、フィットネス施設が人気を博しているものの、時間と肉体的制約が大きいという課題を基に事業を展開しているスタートアップ。月に定額でスマホでフィットネス動画を視聴する事が出来るサービスを展開。
アフリカインキュベーター 0.8億
(マネックスベンチャーズ、ANRI、Leapfrog Ventures)
JICAでアフリカのプロジェクトの立ち上げや外資コンサルにてマネージャーを務めた経験をもつ永井氏によって設立されたスタートアップ。アフリカ現地の製造・流通業向け営業マネジメントシステムを展開。日本企業ではホンダ、森永製菓などを含む50社以上がすでに導入している。
GO TODAY SHAiRE SALON 0.6億
(アイスタイル、ビューティガレージ、LIFULL)
フリーランスの美容師が利用出来る個室シェアサロンを運営。個室の施術スペースを展開しており、自分の好きな空間を提供することが出来る。2018年時点ですでに100名以上の美容師が同シェアサロンを使用。
Mewcket 0.6億
(ベンチャーユナイテッド)
事業売却経験をもち、リクルート住まいカンパニーにて新規事業開発室のプロジェクトリーダーとして活躍をした経験ももつ小林氏によって設立されたスタートアップ。ダイレクトリクルーティング機能を併せ持つ、ニュースアプリを開発、運営している。
カクテルメイク 0.5億
(NOW、佐藤裕介)
クオリティの高い動画を知識不要・最短1分で内製化出来るクラウドサービスを事業の主軸として展開。すでに、グノシーやBUSINESS INSIDER JAPAN、freeeなどの有名企業への導入実績をもつ。将来的には誰でもクリエイターの知見や脳みその中身を使えるようになり、クリエイター側にはストックの収入が入る仕組みを作る考え。
セオリア 非公開
( 有安伸宏、砂川大、稲田雅彦)
Speee、リクルート、エムスリー、DeNAにおいて、経営企画、サービス責任者、新規事業企画などで活躍をした堤氏によって設立されたスタートアップ。資産運用、保険、住宅ローンなどのお金に関する質問を専門家に相談出来るQ&Aサービスを展開している。将来的にはQ&AデータとAI技術とを活用し、チャットボットの開発やテキストの感情分析などによる相談体験そのものの向上にも努める予定。
FiNC 非公開
(帝人フロンティア)
優秀な人が多く集まることでも知られる、ヘルスケアスタートアップ。日本にとって重要な課題の1つともいえる、予防医療において事業を展開。具体的にはアプリからトレーナーからアドバイスを受けれるサービスや、ヘルスケア特化型のECサイト、企業向けウェルネスソリューションなどを提供している。
Huber. 非公開
(東京急行電鉄、バックスグループ、大分ベンチャーキャピタル、ANAホールディングス、IDOM)
フリーのビジネスプランナーとして活躍していた紀陸氏によって設立されたスタートアップ。世界中の人々が多様性を認め合える世界を創りたいという想いをもとに、国際交流をしたい日本人とガイドされたい外国人のマッチングプラットフォーム「Huber. 」を開発・運営している。

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