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【3月第1週資金調達サマリー】次世代エネルギープラットフォーム構築を目指す「VPP Japan」、融資で100億円調達

2020-03-09
STARTUPS JOURNAL編集部
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STARTUPS JOURNAL編集部
【3月第1週資金調達サマリー】次世代エネルギープラットフォーム構築を目指す「VPP Japan」、融資で100億円調達

注目の資金調達

VPP Japan

電力コストの経営課題を解決する次世代サービス「オフグリッド電力供給サービス」を展開するスタートアップ。 同社は建物の屋根を賃借し、顧客の電力使用量に応じた最適な太陽光システムを設置するサービスを行なっている。「オフグリッド電力会社供給サービス」は、太陽光システムによって発電した電力を送電網を介さず建物側に直接供給するというものである。顧客は同社に対して、太陽光システムによって発電された発電供給分を電気料金として支払う。顧客は、建物屋根という遊休スペースを発電スペースとして効率的に利用することができる。この電力供給サービスは、スーパーや食品工場、ドラッグストア、冷蔵・冷凍倉庫などに導入されている。

調達額:100億円調達先:みずほ銀行 / アイ・グリッド・ソリューションズ / 伊藤忠商事(みずほ銀行からシンジケートローンによる100億円の調達/アイ・グリッド・ソリューションズ、伊藤忠商事との資本業務提携)

電力コストの経営課題を解決する次世代サービス「オフグリッド電力供給サービス」を展開するスタートアップ。同社は建物の屋根を賃借し、顧客の電力使用量に応じた最適な太陽光システムを設置するサービスを行なっている。「オフグリッド電力会社供給サービス」は、太陽光システムによって発電した電力を送電網を介さず建物側に直接供給するというものである。顧客は同社に対して、太陽光システムによって発電された発電供給分を電気料金として支払う。顧客は、建物屋根という遊休スペースを発電スペースとして効率的に利用することができる。この電力供給サービスは、スーパーや食品工場、ドラッグストア、冷蔵・冷凍倉庫などに導入されている。

APB

調達額:80億円 調達先:JFEケミカル / JXTGホールディングス / 大林組 / 帝人 / 慶應イノベーション・イニシアティブ / 横河電機 / 長瀬産業 次世代の電池として期待されている「全樹脂型電池」の開発を行う慶應大発のスタートアップ。日産自動車で電気自動車「リーフ」の開発を主導した経験を持ち、慶應義塾大学の特任教授も務める堀江英明氏が2018年10月に設立した。 同社が開発している新型リチウムイオン電池は従来のものとは全く異なる。電極に用いる材料を金属から樹脂にすることで、電気容量を従来の2倍以上にすることが可能だという。また電池自体の形状も自由度が高く、従来のものとは異なる展開も目指せる。実用化に向けた研究に期待がかかる。 AnyMind Group

調達額:80億円調達先:JFEケミカル / JXTGホールディングス / 大林組 / 帝人 / 慶應イノベーション・イニシアティブ / 横河電機 / 長瀬産業

次世代の電池として期待されている「全樹脂型電池」の開発を行う慶應大発のスタートアップ。日産自動車で電気自動車「リーフ」の開発を主導した経験を持ち、慶應義塾大学の特任教授も務める堀江英明氏が2018年10月に設立した。同社が開発している新型リチウムイオン電池は従来のものとは全く異なる。電極に用いる材料を金属から樹脂にすることで、電気容量を従来の2倍以上にすることが可能だという。また電池自体の形状も自由度が高く、従来のものとは異なる展開も目指せる。実用化に向けた研究に期待がかかる。

AnyMind Group

調達額:約29億円(2,640万米ドル) 調達先:スパークス・グループ / 日本郵政キャピタル(直近のラウンドでの調達 ) あらゆる産業、業界、そして人に対してテクノロジーソリューションを提供して成長を支援するスタートアップ。東南アジアを中心に12の拠点を持ち、1000以上のクライアントを擁する。 同社はインフルエンサービジネスを中心に事業展開を行っており、プロモーション支援・コンテンツ制作支援・コンサルティングサービスなどを提供する。代表的なサービス「CastingAsia」は、インフルエンサーの発掘・管理・有効活用・効果検証を網羅したプラットフォーム型のソリューションサービスで、世界20以上の市場から集まる140,000人超えのインフルエンサーとクリエイターへのリソース提供も行う。他にも、デジタル広告全般におけるマーケティング支援サービス「AdAsia」、人事・採用担当者向けの業務支援サービス「TalentMind」などを提供している。 Sun Asterisk

調達額:約29億円(2,640万米ドル)調達先:スパークス・グループ / 日本郵政キャピタル(直近のラウンドでの調達 )

あらゆる産業、業界、そして人に対してテクノロジーソリューションを提供して成長を支援するスタートアップ。東南アジアを中心に12の拠点を持ち、1000以上のクライアントを擁する。同社はインフルエンサービジネスを中心に事業展開を行っており、プロモーション支援・コンテンツ制作支援・コンサルティングサービスなどを提供する。代表的なサービス「CastingAsia」は、インフルエンサーの発掘・管理・有効活用・効果検証を網羅したプラットフォーム型のソリューションサービスで、世界20以上の市場から集まる140,000人超えのインフルエンサーとクリエイターへのリソース提供も行う。他にも、デジタル広告全般におけるマーケティング支援サービス「AdAsia」、人事・採用担当者向けの業務支援サービス「TalentMind」などを提供している。

Sun Asterisk

調達額:10億円 調達先:15th Rock Ventures / Innovation Growth Ventures / きらぼし銀行 / みずほ銀行 / ソニーネットワークコミュニケーションズ / リアルテックファンド / 三井住友銀行 / 加賀電子 / 千葉銀行 / 商工組合中央金庫 / 武蔵野銀行 (ニュースに記載の合計金額より推計/2019.12.04 と同ラウンド) システム開発やスタートアップの課題を解決する「スタートアップスタジオ」を運営するスタートアップ。 同社の手掛ける「スタートアップスタジオ」では、大企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援を行なっている。DXでも特にデジタライゼーションに注力し、スタートアップと大企業の垣根を超えた、新しいサービスや価値創造を行うなど、スタートアップのアクセラレート、最新テクノロジーを活用したデジタルトランスフォーメーション、プロフェッショナルなITエンジニアの育成を主な事業として展開している。 クリングルファーマ

調達額:10億円調達先:15th Rock Ventures / Innovation Growth Ventures / きらぼし銀行 / みずほ銀行 / ソニーネットワークコミュニケーションズ / リバネスキャピタル / 三井住友銀行 / 加賀電子 / 千葉銀行 / 商工組合中央金庫 / 武蔵野銀行(ニュースに記載の合計金額より推計/2019.12.04 と同ラウンド)

システム開発やスタートアップの課題を解決する「スタートアップスタジオ」を運営するスタートアップ。同社の手掛ける「スタートアップスタジオ」では、大企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援を行なっている。DXでも特にデジタライゼーションに注力し、スタートアップと大企業の垣根を超えた、新しいサービスや価値創造を行うなど、スタートアップのアクセラレート、最新テクノロジーを活用したデジタルトランスフォーメーション、プロフェッショナルなITエンジニアの育成を主な事業として展開している。

クリングルファーマ

調達額:9億5000万円 調達先:CYBERDYNE / DBJキャピタル / POCクリニカルリサーチ / エムスリー / 慶應イノベーション・イニシアティブ / 日本全薬工業 / 東北大学ベンチャーパートナーズ / 東邦ホールディングス / 他1社から調達 医薬品の研究開発を行っているスタートアップ。 同社は、再生治療薬HGF(肝細胞増殖因子)の医薬品化、及び制癌剤・血管新生阻害剤NK4の医薬品化を目指して、2001年に設立された大阪大学発創薬ベンチャーである。同社が、新規バイオ医薬品として実用化を目指しているHGFは、生体内の再生修復因子としての役割を担っている。脊髄損傷急性期や筋萎縮性側索硬化症(ALS)、急性腎障害といった治療が今まで難しかった疾患に対して、HGFは治療薬になる可能性を秘めており、同社は臨床実験などを通して研究開発を行っている。HGFは肝臓、腎臓、肺、心・血管系、神経系などを含む様々な組織・臓器の再生・保護を担う内因性因子であることが既に判明している。HGFの医薬品化に成功することができれば、世界中に存在する難病の治療ができる可能性がある。

調達額:9億5000万円調達先:CYBERDYNE / DBJキャピタル / POCクリニカルリサーチ / エムスリー / 慶應イノベーション・イニシアティブ / 日本全薬工業 / 東北大学ベンチャーパートナーズ / 東邦ホールディングス / 他1社から調達

医薬品の研究開発を行っているスタートアップ。同社は、再生治療薬HGF(肝細胞増殖因子)の医薬品化、及び制癌剤・血管新生阻害剤NK4の医薬品化を目指して、2001年に設立された大阪大学発創薬ベンチャーである。同社が、新規バイオ医薬品として実用化を目指しているHGFは、生体内の再生修復因子としての役割を担っている。脊髄損傷急性期や筋萎縮性側索硬化症(ALS)、急性腎障害といった治療が今まで難しかった疾患に対して、HGFは治療薬になる可能性を秘めており、同社は臨床実験などを通して研究開発を行っている。HGFは肝臓、腎臓、肺、心・血管系、神経系などを含む様々な組織・臓器の再生・保護を担う内因性因子であることが既に判明している。HGFの医薬品化に成功することができれば、世界中に存在する難病の治療ができる可能性がある。

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