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【12月第1週資金調達サマリー】仮想ライブ空間を運営するSHOWROOM、ジェイ・ストームと資本業務提携

2019-12-09
STARTUPS JOURNAL編集部
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STARTUPS JOURNAL編集部

注目の大型資金調達

SHOWROOM

調達額:調達金額非公表調達先:ジェイ・ストーム

外資系投資銀行出身の前田裕二氏が、2013年にDeNAにて仮想ライブ空間「SHOWROOM」を立ち上げたのち、2015年会社分割によりソニーミュージックエンターテインメントから出資を受け合弁会社として設立したスタートアップ。同社の主軸となるサービスは、無料で誰でもライブ配信、視聴ができるサービス「SHOWROOM」。仮想ライブ空間の中で「夢を叶えたい人」と「それを応援したい人」を集め、タレントやお笑い、人気アイドルなどの様々なカテゴリーにおいてパフォーマンスを配信・視聴でき、ギフティングという直接支援の仕組みによって応援できるライブ配信プラットフォーム。2019年10月時点で会員登録者数が328万人を突破。

Showcase Gig

調達額:10億円調達先:NTTドコモ

国内初のモバイルオーダープラットフォーム「O:der(オーダー)」を飲食・小売業態向けに提供するスタートアップ。「O:der」のスマートフォンアプリを利用することで来店前の事前注文・事前決済ができる。店舗には商品提供オペレーションの最適化を、エンドユーザーには待ち時間の短縮を、低コストで実現させる。更に店舗側は、新たなタッチポイントが加わることによる集客と、スムーズな商品提供による回転率の改善、更にユーザーの利便性向上による満足度とリピート率の増加も図ることが可能だ。

Sun Asterisk

調達額:10億円調達先:農林中央金庫

プロダクト開発や事業戦略の立案などのコンサルティング、大手企業のDX支援から、スタートアップのアクセラレート、最新テクノロジーを活用したデジタルトランスフォーメーション、プロフェッショナルなITエンジニアの育成を主な事業として展開しているスタートアップ。同社には日本の他、2019年7月現在4か国、6都市に拠点を持ち、世界中のエンジニア、デザイナー、戦略コンサルタントなどが集結する。前身は「Framgia」オフショアのソフトウェア開発会社として事業をスタート・成熟させたが、人材の終結に伴い事業がソフトウェア開発にとどまらずスペシャリストたちが集まる、"制作スタジオ"として進化。総勢1,300名のデジタル・クリエイティブスタジオとなっている。2019年3月に事業に合わせて社名変更を行った。

シグマアイ

調達額:5億円調達先:スパークス・グループ

量子アニーリング技術指導・共同研究開発・活用コンサルティングを行うスタートアップ。量子アニーリングとは、組合せ最適化・ボルツマン機械学習・量子シミュレーションを通して、現状の設備の効率的運用・業務改善・データ分析・未来予測・物性解析を行う技術である。同社は、B2B向けに量子アニーリング技術を活用した総合ソリューションを提供し、ビジネスモデルの構築や、ビジネス転用可能なサービスの開発支援に携わる。量子アニーリングマシン「D-Wave2000QTM」等の最新機器の導入支援や研究開発支援をはじめ、技術者・社員向け技術指導、広報・営業に用いる説明材料作成のサポートまでもを行う。

ナッシュ

調達額:4.6億円調達先:SBIインベストメント / SMBCベンチャーキャピタル / ニッセイ・キャピタル / マイナビ / 広島ベンチャーキャピタル

自宅で栄養管理できるデリバリフードサービス「NOSH(ナッシュ)」を提供しているスタートアップ。「NOSH(ナッシュ)」は低糖質・高タンパク質・低塩分の料理を低価格で販売している。オフライン、オンラインのどちらからでもオーダーすることが可能で、専属料理人によって作られた料理が冷凍で届けられる。電子レンジや湯煎などで加熱するだけで、栄養バランス良い食事を簡単に摂ることができる。2019年12月時点で約15,000人会員で、月間生産量は20万食にまで達している。

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