
注目の大型資金調達
スマートニュース

https://startup-db.com/ja/companies/3572/smartnews
調達額:約100億円(2019年8月の資金調達と合わせてシリーズEの総額)
調達先:ACA Investments / 日本郵政キャピタル / グロービス・キャピタル・パートナーズ / デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム / 電通
2019年6月にはアメリカ市場での急成長をさらに加速させる動きとして、新たにプレイステーションの生みの親として知られている久夛良木健氏、DeNA ChinaのCEOとして中国事業を成長させた任宜氏、Facebookニュースフィードのインフラ責任者として活躍したYoulin Li氏を経営陣に招聘しグローバル開発体制へ移行していくことを発表した。また新たにパロアルト(アメリカ)、上海、福岡に新開発拠点を設置することも発表。
2019年11月には、2019年8月の資金調達と合わせてシリーズEとして総額100億円の資金調達を実施。近年日本ではいくつかのスマートデバイス向けニュースアプリはあるものの、全世界総ダウンロード数ではスマートニュースが最も多く、今後のさらなる飛躍が期待される。

SHOWROOM

https://startup-db.com/ja/companies/4528/showroom
調達額:31億円
調達先:GMOインターネット / アカツキ / ドリームインキュベータ / ニッポン放送 / 電通
同社の主軸となるサービスは、無料で誰でもライブ配信、視聴ができるサービス「SHOWROOM」。仮想ライブ空間の中で「夢を叶えたい人」と「それを応援したい人」を集め、タレントやお笑い、人気アイドルなどの様々なカテゴリーにおいてパフォーマンスを配信・視聴でき、ギフティングという直接支援の仕組みによって応援できるライブ配信プラットフォーム。2019年10月現在で会員登録者数が328万人を突破。
2019年11月には、以前メルカリで執行役員だった唐澤俊輔氏をCOOとして迎え、新経営体制になった。同月にはDeNAからの株式譲渡と資金調達により、総額31億円の調達に成功している。今回の調達により、テクノロジー人材の強化・マーケティング投資による事業加速・新規事業への挑戦の3つに焦点をを当てる見込みだ。
Heartseed

https://startup-db.com/ja/companies/6918/heartseed
調達額:28億円
調達先:JMDC / SBIインベストメント / SMBCベンチャーキャピタル / ジーンテクノサイエンス / ニッセイ・キャピタル
現在心疾患が原因の死亡率は、がんに次いで死因第2位を占めており、急性の心筋梗塞や心不全などによって毎年多くの人々が命を落としている。同社はこうした状況を打破し、重症心不全患者への再生医療を実現させるため、iPS細胞をもちいたアプローチに取り組んでいる。同社は安全性の高いiPS細胞の作製、iPS細胞から心筋細胞への分化誘導、心筋細胞の純化精製、心筋細胞の心臓への移植といった最新の技術を活用し、重症心不全患者の心臓に直接に移植する治療法を開発しており、こうした技術によって、従来であれば心臓移植でしか助からなかった患者の治療が可能になるという。
2019年11月には、総額28億円の資金調達を実施。2020年末には、国内でiPS細胞を使った心臓の再生医療治療法の臨床試験を始める計画で、心筋細胞の量産に向けた体制を整える見込みだ。
Phybbit

https://startup-db.com/ja/companies/5648/phybbit
調達額:3.2億円
調達先:Darwin Venture Management / アコード・ベンチャーズ / 三菱UFJキャピタル / 中島聡 / 日本ベンチャーキャピタル
メインサービスである「SpiderAF」は、クリックやインストールを不正な方法で作り出し、広告収益を得るアドフラウドの検出業務を自動化・可視化することで、アドフラウド対策を効率化させるサービス。企業が掲載した広告のログを分析・監視することで不審なIPなどを独自のブラックリストから検証しスコアリングを行う。スコアリングのブラッシュアップにはAIも活用され不正検知制度を向上させている。「Mojaco」は顧客のビッグデータとAI、データ活用を組み合わせ、ビジネスの自動化・効率化へのコンサルティングを行う。
同社は今後「SpiderAF」のアプリ版に注力していく方針。また広告配信事業者が主な提供先であったが、これからは広告主向けにもサービス提供していく。