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【2月第4週の資金調達情報】MAツール展開のSATORIが12億円調達など

【2月第4週の資金調達】MAツール展開のSATORIが12億円調達

注目トピック

今週はSATORIの12.2億円が最も大きい資金調達となった。SATORIは、拡大するマーケティングオートメーション(以下、MA)市場においてMAツールを展開。様々なプロダクトが競合する中で、「匿名客へのアプローチ」を強みとしており、国内のMAツールの中で認知度No.1を獲得している。

金額は非公開であるものの、ベネッセから資金調達をしているコドモンにも注目だ。コドモンは保育園専用の業務支援システムを展開しており、2018年11月の設立からわずか数ヶ月で2000施設、15万人ものユーザー獲得に成功と、急拡大をしているシード期のSaaS系スタートアップ。

ロコンドによる、約5億円のモバコレ買収も見受けられた。モバコレは20代女性に強いファッションECサイトを運営。2017年12月での業績は、売上高約25億、営業利益が約5000万であり、近年は伸び悩んでいた。元々は2006年にDeNAと千趣会によって設立された合弁会社で、2010年には千趣会が完全子会社化していた。千趣会は業績不振によって資産などの売却などを急いでおり、本社ビルの売却なども行っている。対してロコンドは30代〜40代の女性、特にシューズECに強みをもっており、完全に補完関係にあたる、モバコレを買収することによって、サービス領域の拡大を狙っていると考えられる。

1億円以上の調達をしたスタートアップ

SATORI:12.2億円
(SMBCベンチャーキャピタル / TIS / インキュベイトファンド / キャナルベンチャーズ /  他、事業会社)
矢野経済研究所によれば、2022年までに530億円の市場規模になるとされている、MA市場において、MAツールを展開。ユーザー目線に立ちながら、プロダクトを磨くことに注力をしており、2019年2月時点で導入者数400社以上、アカウント3000名以上と急拡大を続けている。国内におけるMAツールにおいて認知度No.1を獲得し(2017年3月ジャストシステム社調べ)、解約率も1%未満となっている。
エディットフォース8.7億円
(K4 Ventures / Newton Biocapital / QBキャピタル / 伊藤忠テクノロジーベンチャーズ / 東京大学エッジキャピタル / 科学技術振興機構)
独自のゲノム編集に加えて、中村氏が発明したPPR(pentatricopeptide repeat)タンパク質のエンジニアリング技術に基づいた、ゲノムスケールでのRNA操作を可能にする世界初の「トランスクリプトーム編集」ツールを提供している。同社は、元来植物免疫に関連するPPRタンパク質を研究し、PPRタンパク質が核酸配列 (DNA/RNA)を認識するメカニズムを解明することにより、PPRを用いた新規ゲノムデザイン/プログラミングツールを製薬、農業等へ応用していく考え。
ラフール7億円
(Framgia Holdings Pte / MS-Japan / イメージワークス / エン・ジャパン / セグエグループ / ディー・エヌ・エー / リブ・コンサルティング / 協和 / 他、個人投資家)
2011年の創業以来、主にBtoBのメンタルヘルス領域における「AIテック×リアル」のサービスを提供しているスタートアップ。「社員が幸せで報酬が高く、一人一人が夢を叶える会社にする」ことを企業理念ながら、メンタルに関するビックデータのAI解析を行う。大学や専門家との共同分析をしながら、3,000社以上の取引実績をもつ。
smiloops6億円
(WiL)
主に転職相談アプリ「ジョブクル」の運営を主軸とし、そのほかインターネットサービスの企画・開発・運営や有料職業紹介事業を行う。ジョブクルは転職活動に関しての悩み・疑問点をチャットを通しコンシェルジュに相談できるサービス。レジュメやプロフィールを入力する前からチャットをはじめることができ、気軽に利用できることから地方住在者や海外住在のユーザーにも人気を誇る。
ジョリーグッド:5.5億円
(  MBSイノベーションドライブ / SBIインベストメント / 新生企業投資)
短期間に高精度なVR事業を開始することが出来るパッケージソリューションや、教育コストの削減にもなり、記憶率が動画よりも高いとされているVRにおける研修サービスを展開。VR事業を開始出来るサポートサービスはすでにテレビ業界において業界シェアトップを誇っており、研修サービスもジョンソン・アンド・ジョンソンや日本能率協会など、すでに大手業界からも支持を得ている。
no new folk studio2.5億円
(Darma Tech Labs / MTG / Mistletoe / 三菱UFJ信託銀行)
音と光を放つスマートフットウェア「Orphe」の開発と販売を行っており、「Orphe」は約100個のフルカラーLED・リアルタイムモーションセンサーとBluetooth通信機能を搭載しており、無料のiOS/Androidアプリと連動。連動アプリによって、足の動きとアニメーションや光の色を組み合わせを決めることができる。「Orphe」を利用したイベントの演出にも積極的であり、過去には金沢21世紀美術館での展示、水曜日のカンパネラからAKB48の公演等で演出協力をしている。
ウリドキネット1.5億円
(エルテス / ディップ / 東急不動産ホールディングス)
同社は、モノを売りたいユーザーと買取ショップをつなぐC2Bの買取プラットフォーム「ウリドキ」を運営。本やファストファッションなどの安価な商品はフリマアプリが手掛けるC2Cとの相性がいいのに対して、高価な商品は店舗のお墨付きがあることで信用が担保されるため、「ウリドキ」のようなC2Bの買取プラットフォームが機能する。そのため、近年では宝石・家具・楽器・ブランド品などの高価な商品の買取依頼が増加しているという。
情報システム総研1.3億円
(IDATEN Ventures / TARO Ventures / みずほキャピタル)
モデリング及びオブジェクト指向の第一人者である児玉氏が代表取締役を務めるスタートアップ。企業のレガシー化により2025年~2030年で最大12兆円の経済的損失が発生すると言われている課題に対して、事業のデジタルトランスフォーメーション化を促進する事業を展開。1960年代における情報システム登場以来、革新の起こっていないシステム構造・データ構造に重大な問題があると考え、従来とは異なる新しいデータ構造TEAを考案。TEAは、業務を経営資源の増減で記録する勘定形式のデータ構造をもつ。
スペースリンク1.3億円
(ユーグレナSMBC日興リバネスキャピタル / 加藤光治 / 加賀電子 / 鎌倉インベストメント)
宇宙と民生用のGPS受信機系の開発から培った先端技術をベースに、次世代蓄電デバイス「カーボンナノチューブキャパシタ」の開発および、高精度な測位を安定的に低コストで行うことが可能な「マルチGNSS(Global Navigation Satellite System)受信機」の研究開発を行う。「カーボンナノチューブキャパシタ」は瞬間的に大電流を放電・回収することを得意としており自然エネルギー分野や、自動車、鉄道、建設機械など幅広い分野での活用が可能に。単層、多層カーボンナノチューブを用いたキャパシタの開発にも成功し、高性能化、低コスト化、大型化を実現させた。環境悪化が進む昨今において、省エネ技術として期待される。

資金調達一覧

DADA非公開
(GO / カフェ・カンパニー / 佐藤裕介 / 平石智紀 / 谷家衛)
コミュニティハウスやバスを改装し、キャンピングカーよりも機能性高く作られた動く家などを展開
カチコ非公開
(vivito)
クラウドワーカーの育成、採用をサポートし、安く動画制作を作成したい企業に対して、月10万本以上の動画制作を支援
オーリーズ非公開
(アタラ)
広告運用支援、インハウス支援事業を展開
キーウォーカー非公開
(共同ピーアール)
ウェブクローラやデータ分析・可視化事業を展開
INFORICH非公開
(ソースネクスト)
エレベーターにおける空間づくりのサービスやモバイルバッテリーのシェアリングサービスを展開
ロジレス0.5億円
(500 Startups)
受注管理システム(OMS)と倉庫管理システム(WMS)を統合することによってバックヤード業務の自動化を可能にした、オールインワン型自動出荷ツールを提供
Tsunagu.AI非公開
(NOW / ディップ)
画像から自動でウェブサービスのデザイン要素とHTMLの構造を分析・自動でコーディングを行う「FRONT-END.AI」を提供
michil非公開
(いよぎんキャピタル / オプティマ・ベンチャーズ / 三井住友海上キャピタル)
マーケティングリサーチ事業とクリエイティブエージェンシーと連携した広告運用事業を展開
コドモン非公開
(ベネッセコーポレーション)
園長や保育士の日々の業務負担軽減を目的とした、保育園専用の業務支援システムを展開。2018年11月に設立されたにもかかわらず、すでにサービスを2000施設、15万人が利用
Chatwork非公開
(マネーフォワード)
2017年9月末までに民間企業、教育機関、官公庁など約200,000社以上(2018年11月時点)、そして世界205カ国に展開している。クラウド型ビジネスチャットツールの「Chatwork」を主事業として展開
LS:非公開
(エボラブルアジア)
訪日観光に人気な立地において、小規模で若者をターゲットとしたライフスタイル事業を展開
デジタルグリッド:0.39億円
(ソニー / ミライネクスト / 北海道ガス)
大学発スタートアップであり、外部のコントローラの指示によって電力の送受信が出来る電力制御装置を軸に事業を展開するスタートアップ。ブロックチェーン、スマートコントラクトを使用することによる電力売買プラットフォームを開発
Kaizen Platform:非公開
(大日本印刷)
UI改善をオープン化するプラットフォーム、静止画・動画広告をサポートするマーケットプレイスなどを提供
Workplays:非公開
(リーベックス)
鳥取専門のアクティビティ予約サイトの運営
アナライズログ:非公開
(Next 10 Ventures)
Youtubeを中心にインフルエンサーや企業のデジタルシフトをサポートする事業を展開

M&A

ロコンド:(モバコレを買収、4億8800万円、株式取得予定日は3月29日
30〜40代の女性に強いファッションECを手がけるロコンドが、20代女性に強いファッションECモバコレを買収することによって、サービス領域の拡大を狙う考え。モバコレはアクティブユーザー約10万人で、ロコンドグループ全体の20%を占めることになる。

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