
注目トピックス
12月第1週は、名刺管理サービスを提供するSansanが日本郵政キャピタルなどから30億円を調達した。Sansanは法人向けのクラウド名刺管理サービス。大手企業を中心とし7000社以上で導入されている。また個人向け名刺アプリのユーザー数も200万人を突破。今後も名刺を活用した新しいイノベーションを促進していく。
また、ディープラーニングを軸とするAIを活用したプラットフォームの「ABEJA Platform」を提供するスタートアップABEJAがGoogleから資金調達を実施した。「ABEJA Platform」では、ABEJAが蓄積した過去の開発実績やノウハウをオープンなプラットフォームとして提供している。様々な顧客にソリューションを提供しており、これまでの支援企業数は現在150社にのぼる。Googleからの出資金額は非公表だが、これまでの累計資金調達金額を約50億円とした。
資金調達金額10億円以上実施の企業
(DCMベンチャーズ / SBIインベストメント / ティー・ロウ・プライス・ジャパン / 日本郵政キャピタル)
法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」を開発・提供
(グローバル・ブレイン / INCJ / SBIインベストメント / 三井不動産 / 東京大学協創プラットフォーム開発 / 第一生命保険)
宇宙ビジネス領域に特化しており、「GRUS」「WNISAT-1R」などといった複数の小型の衛星開発を主軸としたサービスを提供するスタートアップ
(KAKAO VENTURES / Sinar Mas Group / みずほキャピタル)
家族、カップル、サークル、バイトなど色々なグループでのスケジュール共有「TimeTree」提供
その他の資金調達実施企業
(東京大学協創プラットフォーム開発)
世界初の「高頻度、高分解能、応答性能」を備えたSynthetic Aperture Radar(SAR)衛星コンステレーションシステムを用いたソリューション提供
(500 Startups / DBJキャピタル / East Ventures/ YJキャピタル / グロービス・キャピタル・パートナーズ)
輸出入の手続き管理をwebサービス「Shippio」提供
(きゅうべえ / エボラブルアジア / バリューマネジメント / ビジョン / 和心)
荷物の授受と配送状況をスマートフォンで一元的管理する新たな観光物流プラットフォーム提供
(ANRI / NOW / 中川綾太郎 / 加藤將倫 / 古川健介 / 松本勇気 / 海野弘成 / 福島良典)
プログラマーの業務効率化を図るノートアプリ「Boostnote」提供
(East Ventures / KSK Angel Fund / 中川綾太郎 / 今泉卓也 / 内藤裕紀 / 塩田元規 / 朝倉祐介 / 箕輪厚介 / 金靖征)
コミュニティ活性化用プラットフォーム「fever」提供
(大阪大学ベンチャーキャピタル)
国内では先駆けとなるセラミック用3Dプリンターの装置販売および、当装置から造られる新規性の高いセラミック部品の受託製造及び受託開発・研究を行うスタートアップ