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【2018年1Q IRサマリー】Alphabet Inc.

AlphabetIRサマリー
2018年4月23日に今年度1Qを終えたAlphabet Inc. がプレスリリースを発表した。

 

業績ハイライト

【2018年1Qの主な実績】
└総売上高:311億4600万ドル(前年同期比26%増)
└営業利益:70億100万ドル(前年同期比23%増)
└当期純利益:94億10万ドル(前年同期比73%増)

(参考URL①:https://abc.xyz/investor/pdf/2018Q1_alphabet_earnings_release.pdf)
(参考URL②:https://abc.xyz/investor/pdf/2018_Q1_Earnings_Transcript.pdf)

 

サンダー・ピチャイ氏の表明(以下、表現の変化及び省略あり)

近年コンピューティングは急速に進化しており、私たちが今後どのように重要な問題に取り組んでいくかということをみなさまに共有することを楽しみにしている。

2018年度1Qのハイライトは3月に発表した「Google News Initiative」だ。Accelerated Mobile Pages(*1)のようなプロジェクトを通じて、長年にわたり、当社は重要な課題に対処するためにニュース業界と緊密に協力してきた。私たちはこのパートナーシップを強化するため、また質の高いジャーナリズムを生み出すために約3億ドルの投資を行った。またこの取り組みの一環として、出版社との連携により開発された「Googleで購読する」など12種類以上の新製品を発表した。これにより普段閲覧しているニュースサイト内でGoogleアカウントが使用可能になった。ローンチ以来、大きな関心を招き、300以上の出版社からの連絡があった。

*1:Googleが中心となり立ち上げたモバイルでのウェブサイト閲覧を高速化することを目的としたオープンソースプロジェクト

また、ジャーナリスト向けに新しいツールを導入し、正確で質の高いコンテンツを確実に提供できるよう、プラットフォームの改善を行った。

今回は、機械学習がどれほど私たちの手助けになっているかを紹介する。また、私たちが力を入れている3大エリアであるクラウド、YouTube、ハードウェアにおいての進展についても言及していく。

 

機械学習と誰もがアクセスできる情報

GoogleフォトやGoogleレンズのような当社のML駆動製品は日々機能を改善をしている。例えば、Googleアシスタントを例にあげよう。たった4ヶ月で家庭内でGoogleアシスタントと連携するデバイスを200以上追加し、多くのアメリカ国内の主要家庭用接続機器メーカーと提携している。例えばスーパーに着いたときにパンを買うリマインダーをしてくれたり、友達に送金してくれたり、自宅までのライドシェアを手配してくれたりなど、Googleアシスタントは100万以上のアクションを行うことができる。

また、AIは多くの人にとって新しい可能性を与えてくれる。例えばジョージア州の酪農家がTensorFlow(*2)を使用して牛の健康状態を確認し改善をしたり、当社の研究者が人の心臓発作の危険性を予測するためのMLテクニックの使用方法を提案するなど、たった数ヶ月の間で当社サービスの導入例が多く生み出された。医療におけるAIの可能性は非常にエキサイティングなものだ。

*2:Googleが開発しオープンソースで公開している機械学習・深層学習ライブラリ

最近行われたTensorFlow Summitで私たちはTensorFlow Hubを発表した。TensorFlow Hubを用いて開発者がモデルを共有して再利用することが容易になった。このことにより、開発者はより多くの問題に取り組み、より良いアイデアを早く考えることができる。この分野への投資は機械学習アプリケーションで非常に効率的になるように設計された特殊なテンソル処理ユニットがあるからこそできることだ。

もちろん、他の方法でもGoogleのコアミッションを引き続き進めている。最近Google Go をアフリカ26カ国でを開始し、同プラットフォームは検索結果を表示するのに必要なデータ量を40%削減する。また私たちは顧客がすべての製品において、情報を細かく設定し管理できるように引き続き投資していく予定。 さらに毎日約2000万人のユーザーがGoogleのセキュリティ、プライバシー、広告設定を確認できるマイアカウントにアクセスする中、私たちはユーザー自身がアカウントのセキュリティをチェックし、データ設定を管理するよう促している。

 

クラウド

前回の四半期にGoogle Cloudは2017年に四半期ごとに10億ドルを超えると発表し、いくつかのエキサイティングな指標を紹介した。2018Q1でGoogle Cloudはさらに勢いを増した。私たちは全面的に成長しており、クラウドのためより規模の大きく、戦略的な取引に取り組んでいる。当社のセキュリティ機能、使いやすい高度なデータ分析と機械学習ソリューション、そして業界をリードするコラボレーションプラットフォームであるG Suiteが多くの顧客を獲得しており、Google Cloudは順調に成長している。

このクォーターで発表された新技術の例には、機械学習機材を所有していない企業が複雑なニューラルネットや20以上の新しいセキュリティ製品を簡単に構築できる「Cloud AutoML」がある。当社のグローバル・インフラストラクチャーは需要をサポートするために拡大を続けている。3つの新しいケーブルの新設を委託し、カナダ、日本、オランダ、サウジアラビアで新たな地域を発表。全20地域で展開予定。

G Suiteは大企業のあらゆるニーズに対応できるようになった結果、ますます強力になっている。当社のセキュリティを配慮した環境は企業の顧客獲得を促進するにあたって重要な要素であると考えている。Googleよりもハードウェア、ネットワーク、データセキュリティの良い組み合わせを提供しているところはない、とG Suiteのお客さまであるColgate-Palmolive Companyはおっしゃる。

今回のクォーターではエアバスやタイのクルンタイ銀行などの顧客との契約も締結した。その結果、今期にG Suiteの収益成長が加速した。

 

YouTube

YouTubeは何百万人ものクリエイターがコミュニティを構築し、成長し続けているプラットフォームだ。1年を通して6桁の登録者を持つチャンネルは40%以上成長した。今回のクォーターでは歌手Dua Lipaの「New Rules」のミュージックビデオがYouTubeで100億回の再生回数を突破した100番目の動画になった。また私たちは勢いをつけているライブコンテンツなどの新しいエクスペリエンスに投資している。最近だと世界中から4100万件以上のビューの獲得したCoachella Livestreamがあった。CoachellaはYouTube史上最も多く見られたライブミュージックフェスティバルで、その中でもビヨンセのパフォーマンスはYouTubeで最も多く視聴されたCoachellaのパフォーマンスだった。

私たちは新しいエクスペリエンスに投資しても、YouTubeを確実に安全なプラットフォームにし続けることに重きを置いている。厳重なポリシーに違反するコンテンツに対してユーザーとマシンからの報告を受け対処を進めている。2017Q4で600万本以上の違反コンテンツはマシンからの報告を受け削除し、そのうち75%は誰の目にも見られずに削除することに成功した。またコミュニティに積極的に貢献しているクリエイターをより明確に特定し、そのクリエイター方により多くの広告収入を与えるためにマネタイズ要件の変更を行った。

 

ハードウェア

今回のクォーターではGoogleハードウェアチームに「Nest」を歓迎した。Nestは、Nest Hello Door bell やNest Temperature Sensorなどの新製品を含む、家庭向けの業界をリードする製品を開発している。2017年には、2016年と2015年に販売した台数を合わせた数よりも多いデバイスを販売した。彼らは勢いを持った信じられないほど才能があるチームだ。Googleホームは引き続き普及しており、以前より多くの国で利用可能になっている。つい最近インドとシンガポールでGoogle Home and Miniを立ち上げ、よい反響を受けた。2018年はじめに出たネットプロモータースコアはすべての製品カテゴリーにわたって業界最高水準を獲得した。これを受け私たちは消費者のハードウェアデバイスや「Made by Google」がどれほど愛されているか再確認することができた。

AndroidやChromeなどのGoogleコンピューティングプラットフォームが勢いを増している。モバイルワールドコングレスでは、Nokia 7 PlusのようなAndroid Oneの携帯電話を含む新しい世代のAndroidデバイスが発表された。Android Oneは高品質のハードウェアとGoogleの安全で合理的なソフトウェアを組み合わせている。また今回のクォーターでは教育用に特別に設計されたChrome OSタブレット「Acer Chromebook Tab 10」を発表。 安全で簡単に共有できるタブレットで、教育者や学生から人気を得ているChromebookの機能をすべて備えている。

 

その他ハイライト

・「ショッピングアクション」を発表。モバイルやデスクトップ、Googleホームからの共通のカートにアクセスすることができ、Google AssistantやGoogle検索に参加しているリテイラーから簡単に商品購入可能になった。

・YouTubeは広告主に素晴らしい結果をもたらしている。YouTubeで幅広いユーザー層に対応するため、インストリーム広告を最適化してより多くの視聴者にアプローチするTrueView for Reachを導入。

引き続きパブリッシャーパートナーに投資することに注力している。 2017年には当社の広告ネットワークのパブリッシングパートナーに126億ドルを提供。 最近では機械学習でサイト運営者のページ上の広告配置を分析し、良好なユーザーエクスペリエンスを提供する広告を表示するAdSense Autoを発表。

・アメリカの農村部12州でRolling Study Halls Programを開始。スクールバスにWi-Fiやその他機器、車内教師を装備しているため、長い時間をかけて通学する学生はバスに乗っている間に宿題を終わらせることができる。

・アメリカのオフィスやデータセンターに長期的な投資を行う。

・2017年には当初目標としていた100%再生可能エネルギーを購入し、それを利用し世界中のGoogle事業所で消費された電力をすべてまかなった。

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