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2018年国内スタートアップ、資金調達金額ランキングTOP10

2018年に国内でもっとも多くの資金を調達したのは、特殊ペプチド原薬の研究開発を行うバイオスタートアップ、ペプチスターであった。ペプチスターは2018年5月に、200億円の超大型資金調達を行なった。2019年秋には工場が完成し、特殊ペプチドを用いたがんや、アルツハイマーなどの創薬の難しい疾患に効く医薬品の開発を進めていく。

また、資金調達金額TOP10スタートアップのうち半分がFintechスタートアップとなったのも特徴的だ。なかでもウェルスナビ 、FOLIO、お金のデザインといった個人向けAIロボアドバイザースタートアップが目立つ結果となった。

それでは、2018年の資金調達金額TOP10をランキング形式で紹介しよう。

1位:ペプチスター

https://peptistarinc.com/

資金調達金額:200億円
(INCJ / SMBCベンチャーキャピタル / みずほキャピタル / みずほ証券プリンシパルインベストメント / キシダ化学 / ペプチドリーム / マイクロ波化学 / 三菱商事 / 中村超硬 / 千代田化工建設 / 大塚化学 / 日本医療研究開発機構 / 日産化学 / 浜理薬品工業 / 渡辺化学工業 / 積水化学工業 / 竹中工務店 / 長瀬産業)
特殊ペプチド原薬の研究開発を行うバイオスタートアップ。ペプチドリーム、積水化学工業、塩野義製薬の3社合弁で2017年9月に設立された。特殊ペプチドは、タンパク質の一種であり、がんやアルツハイマーといったこれまで創薬が難しいとされていた疾患に効く医薬品になる可能性を秘めており、世界からも注目を浴びている。2019年秋には大型の工場を建設し、研究開発をさらに推進していく。

2位:JapanTaxi

https://japantaxi.co.jp/

資金調達金額:123億円
(トヨタ自動車 / スパークス・グループ / NTTドコモ / カカオモビリティ)
450万DLを越える日本最大級の配車アプリ「全国タクシー」をはじめ、交通・モビリティにおける革新を起こすべく、タクシーを中心としたサービスの提供、ソフトウェアからハードウェアまで一貫したシステムの開発を行う。2020年までに全国のタクシー台数の約40%のシェアに伸ばし、「純国産の国民的タクシーアプリ」としての地位を築いていく構想。

3位:カカオジャパン

http://www.kakao.co.jp/

資金調達金額:100億円
(Podotree / Kakao Corp)
カカオジャパンは、韓国でシェアNo.1を誇るメッセージアプリ「カカオトーク」で知られる韓国企業Kakao Corporationの日本法人。同社はメッセージアプリ「カカオトーク」をはじめとしてアニメ化、映画化された話題の名作コミックから人気オリジナル漫画まで無料で読める漫画アプリ「ピッコマ」を提供。

4位:LINE Digital Frontier

https://manga.line.me/

資金調達金額:86億円
NAVER WEBTOON
LINEの電子コミックサービス「LINE マンガ」の運営会社として、2018年7月に設立された企業。代表にはLINEの代表である出澤剛が就いている。2013年4月に、サービス展開を開始し、2018年7月時点では、250社以上の出版社を通じて、25万点以上の作品を配信している。アプリのダウンロード数は、2,000万ダウンロードを突破した。

5位:ウェルスナビ

https://www.wealthnavi.com/

資金調達金額:85億円
DBJキャピタル / SMBCベンチャーキャピタル / みずほキャピタル / グローバル・ブレイン / スパークス・グループ / ソニー / SBIホールディングス / 三菱UFJキャピタル / 千葉功太郎
自動で国際分散投資を行ってくれるロボットアドバイザーサービス「WealthNavi」の開発・運営。設立から4年目にも関わらず、順調にユーザー数を増やしており、同社によるとサービスのリリースからわずか約2年の2018年7月時点で預かり資産数900億円、申込件数12万口座を突破し、預かり資産とユーザー数において国内No.1のロボットアドバイザーサービスとなった。

6位:Finatext

https://finatext.com/ja/

資金調達金額:74億2,500万円
KDDI / ジャフコ / スパークス・グループ
2013年に東大出身者を中心に設立された、次世代ウェルス・マネジメント・サービスを提供するFintechスタートアップ。株について学ぶことできるアプリや、機関投資家向けビッグデータ解析、手数料0円のコミュニティ型株取引アプリ「STREAM」の開発・運営を行なっている。ビッグデータ解析の事業では、ナウキャストを統合し、台湾、マレーシア、ベトナム、イギリスで事業を展開している。

7位:FOLIO

https://folio-sec.com/

資金調達金額:70億円
DCMベンチャーズ / Draper Nexus Venture Partners / LINE / SMBCベンチャーキャピタル / ゴールドマン・サックス / プライムパートナーズ / 三井物産 / 電通
テーマ別に10万円前後から投資をする事が出来るサービス「FOLIO」の開発、運営を行うスタートアップ。従来は個別銘柄ごとに株を買うというのが一般的であったが、同社のサービスはドローンやAI、京都、クッキングといった多岐に渡るテーマの中から好きなテーマを選ぶだけで、有望企業10社に分散投資が出来る。2018年1月にはLINEと業務提携し、LINEから簡単に資産運用サービス「FOLIO」を利用できるようになっている。

8位:Origami

https://origami.com/

資金調達金額:66億6,000万円
DG Daiwa Ventures / SBIインベストメント / クレディセゾン / ジェイシービー / トヨタファイナンス / 三井住友カード / 信金中央金庫 / 大垣共立銀行 / 日本ユニシス / 銀聯国際
スマホ決済サービス「Origami pay」を開発するスタートアップ。提携店舗は、全国の大手ショップをはじめとする20,000店舗に拡大しており、飲食店、アパレル、タクシーなどと様々な業種に及んでいる。2018年9月には銀聯国際(ユニオン・ペイ)との資本業務提携を締結。アジア太平洋地域や北米、中央アジア、中東、アフリカなど24の国と地域の750万店を超える店舗でユニオン・ペイのネットワークを利用したOrigami Pay決済が可能になる。

9位:お金のデザイン

https://www.money-design.com/

資金調達金額:66億円
(三井住友銀行 / 東海東京フィナンシャル・ホールディングス / りそな銀行 / 損害保険ジャパン日本興亜 / 凸版印刷)
2016年に投資ロボアドバイザー「THEO」をリリース。主に富裕層が行っていた国際分散投資を、これまで投資に距離があった20代~30代をメインターゲットに、容易に行えるサービスを提供。 2017年8月には、同サービスの投資の下限額を10万円から1万円に引き下げ、より手の届く投資環境の整備を目指す。

10位:freee

https://www.freee.co.jp/

資金調達金額:65億円
(LINE / ライフカード / 三菱UFJ銀行)
バックオフィスの自動化を行うSaaSを開発・提供するスタートアップ。2018年4月までに、100万事業所に利用されている。主なサービスとして、中小企業・法人の経理・経営を効率化するクラウド会計ソフトの「法人向け会計ソフト freee」や人事労務管理を効率化するクラウドサービス「人事労務 freee」などを展開。今後もテクノロジーを駆使し、中小企業に低コストで効率のよいサービスを提供したいと考えている。

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